AppleWatch(アップルウォッチ)で血中酸素・心電図を測定してみた!

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北海道のとある内科クリニックの副院長です。ブログの記念すべき1つめの投稿はAppleWatchアップルウォッチです。いろいろな生体情報や活動を記録してくれるスマートウォッチというものです。

なぜアップルウォッチを購入した?

スマートフォンでもある程度の活動記録が取れるのですが、常に持っているわけではないので限界があります。また、最新のアップルウォッチシリーズ6から血中酸素測定ができるようにたなったこと、心電図測定が厚生労働省の所管機関である独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA)から管理医療機器として承認を受けたこともきっかけとなりました。

問題点は初期設定にiPhoneが必要なことです。妻と子供はiPhoneユーザーですが、私1人だけアンドロイドユーザーです。これは致命的です。そこで子供のおさがりのiPhone7を使って初期設定し、メインのスマホをiPhoneにするまでアンドロイドと2台持ちにすることとしました。

今回は酸素濃度と心電図機能を目的としたので、アンドロイドでも使えるFitbitや3000円から5000円で買えるような格安スマートウォッチは見送りました。

アップルウォッチをどこで購入した?

今回は素直にアップルオンラインストアで購入しました。実物は見ずに思い切って購入。まずシリーズを選びます。今回はシリーズ6と決まっています。好きなスタイルを作るを選択し、自由にカスタマイズしましょう。

  1. まず本体サイズを選びます。44mmか40mmかを選択します。44mmの方が文字も大きく見やすい、男性なら44mmでOKという情報もありましたが、私はそんなに大柄ではないこと、少しでもコストを抑えようということで40mmを選択しました。
  2. 次にケースを選びます。アルミニウム、ステンレススチール、チタニウムを選択します。こちらもコストを意識し、一番安いアルミニウムを選択し、色はブルーにしました。もっと冒険しても良かったか?
  3. 次にバンドを選びます。いろんな種類がありますが、水にも強そうなスポーツバンドを選択し、色はネイビーにしました。この時点で税込47080円となりました。
  4. 次にGPSモデルGPS+セルラーモデルを選択します。セルラーモデルはiPhoneが近くになくても通信できます。GPSモデルは通信するにはiPhoneを一緒に持っている必要があります。今回はお試しなのでGPSモデルを選択。ちなみにセルラータイプはプラス11000円です。結構高い、、、。
  5. 最後に保証をつけるか、下取りはあるかを選択して購入へ。今回は税込47080円となりました。

初期設定

注文後数日で届きました。本体とバンドと充電器が入っいます。本体にバンドを取り付け、いざ初期設定へ。まず、アンドロイドスマホに入っているSIMをiPhoneに挿入し、アップルウォッチとペアリングします。予めiPhoneでは自分のアップルIDを作成し準備していました。アップルウォッチの初期設定が終わったらSIMをアンドロイドスマホに戻しました。なので、このアップルウォッチは電話やLineの受信・送信はできません。また、iPhoneがWi-Fi環境下でないと通信が必要な情報更新はできません。まぁ、しかたありません。いつかアップルユーザーになればすべてが叶うはずとおもいながら設定をすすめます。細かい使い方は他の情報を見てください。

血中酸素測定

血中酸素ウェルネスアプリを開きます。開始を押して15秒で測定結果が出ますので動かずに待ちましょう。96%と出ました。同時につけている医療機器も96%と出ました。あくまで目安と思ってください。良い点は測りたい時にいつでも測れること、定期的に測定してくれていて低いときにはアラートをしてくれることです。設定したり、結果を見たりするのはiPhoneの出番です。iPhoneのヘルスケアアプリ取り込まれた酸素のレベルをみると写真のように表示されます。腕の状態により低い値も出ているようですので、あくまで目安です。

心電図測定

心電図アプリを開きます。指をデジタルクラウン(時計横の出っ張り)に当てて下さいと表示されたら、反対側の腕の人差し指をデジタルクラウンに軽く当てます。腕を机の上においたりして動かずに30秒待ちます。すると測定結果が表示されます。問題ないと洞調律と表示されます。良い点はいつでも測定できること、結果をPDFファイルに書き出せるところです。iPhoneのヘルスケアアプリの心電図を開き、心電図波形をタップすると写真のように表示されます。下のPDFを書き出すというところで端末に保存したり、メールに添付したり、印刷することができます。印刷して病院にもって行くと診察でも役立ちますね。動悸がして心電図とったらこんなんだったんですよって感じです。

まとめ

今回紹介した酸素濃度測定は特に呼吸器疾患・心疾患のある方や新型コロナ感染症に有効かもしれません。夜間の低酸素(睡眠時無呼吸症候群)の発見につながるかもしれません。心電図測定は心疾患、特に不整脈のある方にはいつでも測定できること、結果を医師に見せることができる安心感に繋がります。また、今まで診断出来なかった低酸素や不整脈を発見し、早期治療につなげることも期待できます。アップルウォッチは高い、、、という方は4000円前後のスマートウォッチから始めてみてもよいかもしれません。いろんなデータをみているだけで、健康を意識するようになりますよ。

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