北海道のとある内科クリニックの副院長です。前回に引き続き、SwitchBotロボット掃除機S1Plusのレビューです。前回は水拭きに挑戦しましたが、今回はエリア指定清掃、マルチフロア管理、その他気になる疑問点、お手入れについて紹介します。これであなたもS1Plusを安心して使えるようになりますね。
エリア指定清掃をしてみよう
S1plusは清掃する部屋を選んで清掃することはもちろん、部屋の一部や、部屋をまたいだエリアを選択して清掃することもできます。娘が組み立て式の本棚を買い、リビングで2時間くらいかけやっと完成しましたが、床が棚板から出る木くず(粉っぽいやつ)や発泡スチロールの破片で汚くなってしまいました。そんなときはエリア指定清掃です!
アプリホーム画面の右上エリア指定清掃タブを選択し、清掃モードを清掃&水拭き、水量高を選択。右中央から清掃するエリアを選択(しないエリア、進入禁止も設定できます)します。今回はリビングの一部分を選択しました。清掃回数は2回に設定し、清掃開始!選択範囲の縁取りから開始して、2回目は1回目とクロスして清掃&水拭きしてくれます。素晴らしい!終わったら、モップ取付ブランケットを外して、残った水を捨て、モップを洗っておきましょう。
マルチフロアに挑戦!
次は2階の掃除に挑戦しましょう!とりあえずS1Plusを2階に持ってきました。おためしなので、廊下部分と寝室の掃除をしてみます。ここで疑問??そのままはじめていいの?マップ再構築?と悩むところですが、とりあえずそのまま清掃スタート(超適当)!その場から少し移動し、ぐるぐる回ったところで、「マップが確認できない」みたいなことをしゃべり、一旦止まりました。アプリ画面ではマップなしの状態になっています。その状態で清掃スタートしたところ、購入後のマップ作成と同様にマッピングがはじまりました。よかったよかった!
階段もきちんと認識し落ちることもなく、ウォークインクローゼットへの段差(5mmくらい)も楽々乗り上げて移動しました。高さ14cmの隙間にも入り込みましたが、電源コードが絡むというトラブルがあり助けることになったので、電源コードは気をつけたほうが良さそうです。ルンバe5もよく絡んでいたのでこれくらいは大目に見てあげましょう。もっと高額のロボット掃除機では避けてくれるかもしれません(掃除部分は狭くなる?)。
清掃終了後、ゴミ収集ベースをさがしてすこしうろうろしましたが、最終的にスタート地点に戻って終わりました。2階のマップができたので、右中の保存&分割から部屋分けして、保存しましょう。マップを管理からマップに名前をつけましょう。今回は2階と名前をつけ、ついでに今までのマップを1階と名付けました。
例えば、スポットで2階の掃除をしたい場合は、本体を2階に持っていき、マップを管理から2階のマップに切り替え、掃除モードを設定し清掃開始。清掃が終わったら本体を1階のベース戻します。このとき、マップを管理から1階のマップに切り替え、スケジュールもオンにし直します。慣れれば大丈夫です。マップの切り替えを忘れると、今回の2階の清掃と同じようにマップが認識されず清掃できないかもしれません(未確認)。
ここで注意!!2階のマップを作成、保存した時点で、1階のマップのスケジュールがリセットされます。よって、もう一度スケジュール設定しましょう。これは最初だけで、保存マップから使用するマップを切り替える場合はスケジュールは保存されています。しかし、スケジュールはすべてオフになるので、必要ならオンにする必要があります。
追記)後に確認したところ、マップの再構築を選択すると、マップなしの画面になるので、そのまま清掃してマップを保存で大丈夫です。この方法ではもとのマップのスケジュールはオフになるだけでリセットはされませんでした。しかし、マップの管理から不要なマップを削除したところ、1階マップのスケジュールがリセットされてしまったので、マップを作成や削除したときは、メインマップのスケジュールを確認したほうがよいかもしれません。
その他気になったこと
- 水拭き後の水タンクの水滴大丈夫?水拭き後の水タンク問題については、とりあえず1週間ではカビも生えずに問題ありませんでした。水滴は残っているので、週1回の水拭きのときにはシャカシャカ洗いしておこうと思います。
- 水拭きスケジュールでブランケットがついていなかったらどうなる?:水拭きのスケジュールなのにモップ取付ブランケットをつけ忘れた場合は、通常の清掃になります。ブランケットをつけて水が入ってなくても清掃してくれます。なので乾拭きが可能です。水が入ってなくても指摘してくれないということは水拭き途中に水がなくなっても、そのまま清掃を続けるということでしょうか(未確認)?。
- 清掃スケジュールでブランケットついてたらどうなる?:逆に清掃スケジュールでブランケットがついてると清掃してくれません。ブランケットがついていると水拭きモードしかできないようです。よって、水拭きが終わったらブランケットは外しておきましょう。
- マルチフロアのマップを作成するともとマップのスケジュールがリセットされる?:マップ再構築から作成したらOK?マップの削除でもリセットされることある?みつけたら設定し直しましょう。これは改善して欲しいけど、頻繁にマップ作らないのでまあいいか。
- マップを切り替えるとスケジュールがオフになる。:マップ切り替え後はスケジュール設定も忘れずに確認。誤作動を考えるとオフになるのは仕方ないでしょう。
- モップ取付ブランケットの取り外しが難しい:コツがあるかもしれませんが、外すとき爪が痛い&無理すると壊れそう&経年劣化が心配です。改良求む!
お手入れについて
詳細の部品使用期限では下のように推奨されています。目安の期間が表示されているので参考にしましょう。サイドブラシ、メインブラシや車輪の髪の毛などはこまめにチェックして取り除くのがよいと思います。メインブラシはカバーを外すとすぐに取れます。こんな簡単な構造で大丈夫?って思うほどです。消耗品セット(3480円)にはメインブラシ1つ、サイドブラシ2つ、モップ2枚が入っているので、1年にこれくらい消耗品を交換しましょうということだと思います。
- フィルター:累計稼働150時間を目安に水洗いもしくは交換
- サイドブラシ:累計稼働200時間を目安に交換
- メインブラシ:累計稼働300時間を目安にメンテナンスおよび交換
- ダストバッグ:1~2ヶ月ごとに交換
- センサー:累計稼働30時間を目安に①本体前、右横の帰還センサー、②前裏の段差センサーカバーを綿棒などで掃除
まとめ
S1Plusが我が家に来てか10日程度経過しました。平日は清掃、土曜日は清掃&水拭きモードでスケジュール管理しています。土曜日朝には水タンクに水を入れて、ブランケット+モップを装着、帰ってきたら、水を捨て、ブランケットを外してモップを洗って終了です。この値段で、これらのことができますので、ロボット掃除機入門の方におすすめです。SwitchBotの他デバイスを持っている方にもおすすめです。毎日のゴミ捨ては面倒(ルンバe5で経験済み)なので、自動ゴミ収集ベースはとても便利&必須です!週末はスティック掃除機で、S1Plusが行けないところだけ掃除しています。なんて楽なのでしょう。購入したい方はセールをねらってみてくださいね。
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